便秘とは、排便がスムーズにいかずに、体内に排泄されるべき便が、長く残ってしまっていることをいいます。
日本内科学会では、3日以上排便されない、もしくは、排便してもすっきりしない状態のことと、定義しています。
そのため、3日以内であれば、便秘じゃない、と判断する方も沢山います。
しかし、排便のリズムは個人差が大きいものです。毎日排便される方もいますし、3日以上排便がなくても何の問題もない方もいます。
更に、便秘の対義語として、便が柔らかい軟便や、下痢という言葉が広く知られていますが、軟便や、下痢っぽい便が排泄されても便秘になっていることもあります。
殆どの方は一度くらいは、便秘に悩まされたことがあると思います。
そんな身近な便秘ですが、侮ってはいけません。繰り返しますが、便秘とは、体の外に排泄されるべき物が、体内に長く留まっている状態のことをいいます。
排泄されるべき物が残ってしまっているので、体に様々な悪影響がでてきてしまうのです。
その代表的な例が、痔、肌荒れです。他にも様々な病気を引き起こす原因となってしまいます。
便秘は、実は侮ると怖い病気ですが、日々の生活の中で改善できることも沢山あるので、便秘に悩む方の参考になれば幸いです。